皆さん、こんちは!
暑いのなんのって。もーたまんないのよ。
どうも。 頭がヒートして、「アツはナツいねぇ〜」なんてボヤいてしまう飯島です🔥
さて。 本日は、「聴覚パワーを最大限に活かした動画制作」のお話👂
大好きな音楽を楽しむため。 迫力満点の映画を日常で味わうため。
様々な理由で、日々進化し続けている最強のヘッドホンやスピーカーを片手に、
「俺、これないと、まじモチベあがんねぇ~」
と、誰しもが音にこだわりを持てる時代になりましたよね。
それだけ、人間の耳は「音」に敏感になってきているのです。
でも、私たちが作るのは、社内用動画だから・・・
エンタメじゃないし。お仕事の内容だから、そこまでこだわらなくても・・・
なんてお思いの方。 そんなことは、ないのです。
なぜ、「音」が重要視されるのか。
動画では、もちろん見た目も中身も重要ですが、
聴覚による情報伝達力や心理的効果は決して侮れないのです。
以前、音の重要性を語るコラムもあったかと思いますので、お手隙の際にぜひ。
今回は、もっと見やすく、もっと効果的で、
そして視聴者が離脱しないための動画を目指すため、
「企業動画クオリティアップの3つの魔法」をまとめてみました。
① SEをバンバンに!
未来を感じる曲、感情的になる曲、ルンルン気分になる曲。
フリー楽曲でも、素敵な曲がたくさんあり、選ぶのが迷ってしまうことも。
でも、制作する動画や、アピールしたい商品サービスのイメージに合うBGMを選曲をするときって、
なんだかちょっぴりワクワクしません!?
ただ、BGMだけで満足しては勿体ない。
そこで登場。1つ目の魔法は、これ。 「SE」
“ピコン”とか“シュッ”、“ビュ~ン”という、効果音のことを「SE」と言います。
このSEも無限大に音があるので、制作側も迷うことが多々・・・
でも、このSEをバンバンに使うことで、
動画に彩を添え、
大事なポイントを視聴者の脳内に自然にインプットさせる、マジカルサウンドなのです。
ただし、使い過ぎも要注意⚠️
資料の重要箇所に、色線を引くような感覚で、SE(効果音)を入れてみると、
統一性も生まれ、更に効果的な動画になります。
② HELP! プロのナレーターさん!
ナレーター起用するのって、お金かかるんじゃ・・・
プロのナレーターさんにお願いするほどでも・・・
という心配や引け目は、ずばりナンセンス。
確かに、ナレーションが必要ない動画もありますが、
もしも、ナレーションを入れるのであれば、ぜひプロのナレーターさんのお力をお借りしてみては?
トーン。強弱。感情。
のど 1つを操り、多様な世界観を見せてくれる、
まさにマジカルサウンド。
1人の人でも何種類もの声色を出せるナレーターさんも多く、
動画の目的、用途に合わせて、視聴者の耳に入りやすいお声を表現してくれます。
まさに職人技!
(仮ナレを自分の声で入れてた時期を思い出すと、本当に穴があったら入りたい)
それでも、ご予算という大人の事情も・・・
そんな時はこれで凌いてみてください。
・宅録ナレーターさん
性能の良い自前マイクで、ご自宅や作業スペースでササっと収録。
スピーディーにキレイな音声を届けてくれます。
スタジオ費がかからないというメリット。あります!
・AI音声
最近は、本当に人の声のような精度の高いAI音声ソフトもたくさんあります。
トーンもイントネーションも細かく調整できるし本当にすごい!
ですが、人間だもの。
生身の声が、一番心に響くよね。
③ MA作業を入れて、損はなし!
MAとは、なんぞや。
首をひねりそうになった方。ご安心を。
私もです。
MAとは、「Multi Audio」という、整音作業のことを言います。
(↑これ、和製英語なんですって!)
簡単に言うと、「音のお掃除屋さん」とでも言いましょうか。
撮影現場で音声収録をやっていると思いますが、
やっぱりマイク業界すごいよ。全部拾っちゃう!
というくらい、環境音や、機材の電気の音。エアコン、誰かの腹ペコ音。
いろいろな音が入ってしまうんですね。
そんなノイズ除去だったり、
ボリューム調整で聞きやすい音にする、全体のバランスを整える。
あえて一つ一つの音に強弱を加えて、人間の感情を引き出す音作り技なんかも!
動画制作で最後の仕上げとなる、このMA作業は、
本当にやって損はありません!
やはり、うるさい音、聞き取りづらい音。
不快な音がする動画は、視聴者が離れてしまいます。
簡易的なMA作業は、どの動画編集者さんも行っていると思いますが、
プロのミキサーさんにお願いすることで、クオリティが上がるというより、完璧を超します!
(いろいろなミキサーさんの後ろ姿を見てきましたが、
皆さん、あのなんとも言えない安心感のある背中、そしてマウスのクリックさばき。腰抜かすよ。)
最後に、YouTubeで整音前と整音後を聞き比べられる動画を見つけましたので、ぜひご覧あれ!
「良音」という、キラキラな魔法をかけて、
視聴者の心をつかむ!
そんな動画に仕上げてみるのはいかがでしょうか✨
ではでは、少し長くなっちゃったので、本日はここまで。