皆さん、こんちは!
いい季節がやってきたと思ったら、いきなり寒くなりすぎて、
食糧を貯える間もなく、冬眠生活突入です🐻
どうも、飯島です。
前回は、訴求内容や用途によりけりで、それぞれ適した表現方法がありまっせ。
ということで、「実写動画」の特徴、ポイントなんかをご紹介しましたが、
今回は【アニメーション動画】についてお話したいと思います。
Ⅱ. アニメーション動画
アニメーションといったら、
「名探偵コ〇ン」や「おジャ魔女ど〇み」などのテレビ・映画のアニメを想像されるのでは・・・?
もちろん、企業広告やブランディングムービーの企画として漫画アニメとコラボをしたり、
ジブリや新海監督テイストで作られている企業動画は存在します。
が、企業VPでよく制作されるのは、ちょいと違うアニメーション。
動画というと、やはりどうしても実写動画を想像される方が多い中、
アニメーションを利用するメリットとは何なのか?
目に見えないもの、非現実的なものを自由に表すことができるのが、アニメーション。
主にサービスなどの無形商材や、撮影が不可能もしくは難しい商品・物体を表現する
にはもってこいなんです。
変幻自在な力を持つアニメーション。
突き詰めたら日が暮れてしまうので、大きく3つに分類してみました。
■イラストアニメーション系
イラスト。と言うだけあって、絵を描き起こして、その絵を動かします。
すごくバカみたいな説明なので、これは見ていただいた方が、早いかもです。
例えば、わかりやすい例として、目をパチパチさせたり、手足を動かしてみたり・・・👀👋
人体や物の動作を理解し、2D世界にアニメーションを付けます。
※もっと細かく複雑に動かすこともあります。
よく見る漫画系のアニメーションと何かが違うと思われるかと思いますが、
そもそも作り方が違うので、またいつかご説明を・・・
実写動画になると、スタジオ費やキャスト費など、それなりのコストが必要。
実際の人物を起用しなくても、
絵のテイストを柔らかくしたり、パワフルにしてみたり。
そのサービス・商品の特色や、ターゲットの脳内に響く多種多様なイメージを自由自在に表現することができます。
企業VPとしてサービス商品紹介動画に、このようなアニメーション動画が多いのは、
そんな理由があるからかもしれませんね。
■ モーショングラフィックス系
“なんだか、よくわからない用語が出てきたぞ。” と思った、そこのあなた。
モーショングラフィックスとは、 motion 《動き》 + graphic(s)《図》 =動く図
テキストや図、静止画を動かし、動画にしたものを言います。
すみません。そのままです。
イラストアニメーションと何が違うのか? というと、正直あまり違いはありません。
が、イラストを描き起こすというより、既存素材やテキストをバンバン動かすというイメージがあります。
⚫︎ 社内にある画像を動かしてリッチにさせたい!
⚫︎ あまり予算をかけられない・・・
という時に、オススメかもしれません。
グラフを動かして伸び率を強調させたり、頭に入りづらい資料を動画として可視化させたり。
視聴者にとって、丁寧で易しい説明をすることができます。
サービス紹介動画はもちろん、マニュアル動画やイベント用動画などにも利用されます。
■ 3DCG系
いわゆるCGですが、アニメーションとは別物です。
が、今回は「実写ではない表現」ということで、チョロっとご紹介させてください。
海中で人魚と亀が躍ったり🧜♀️毛並みが良すぎるヒヒが子ライオンを掲げたり🦁
映画ではよく目にしますが、CGは以外に身近な動画でも使われています。
例えば、車のCM。
素晴らしい景色の中、颯爽と駆け抜けていく、スーパークールな車。
あれ、実写ではなくCGで作り上げられているんですって。
それから、撮影が難しい機械の中の構造を見せたり、本当に鎖型なのか信じ難い遺伝子の形だったり。
立体的なモデルを作り、カメラワーク機能を使って細部まで見せます。
映画やCMだけに限らず、商品の説明動画、展示会用動画にも使われ、
より詳しく。より細かく。そのサービス商品の良さをリッチに伝達できます。
非現実を現実に。
リアルを、よりリアルに。
とてつもない魔力を持っている、CGなのでした。
というわけで、実写動画とアニメーション動画についてお話してきましたが、
訴求内容や目的、ターゲットに適した表現を巧みに操れるようになったら、もう言うことございません。
もちろん、一つの表現でも十分に視聴者に訴えることはできますが、
様々な表現方法を自由に組み合わせ、
更に視聴者の心に届きやすい。
そんなオリジナルの動画を作ってみてはいかがでしょう!
それでは、また来月。ドロン😶🌫️