皆さん、こんちは!
ココロドル、エディターの浅利です。
突然ですが…
デザインってなんだろう???
世の中には、たくさんのデザインされたものがあります。
街に飾られているポスターや、商品が入っているパッケージ、
好きなキャラクター、お気に入りのアパレルブランドのロゴ、など…
ココロドルで制作するアニメーション映像なども、デザインして作られています。
今日は、デザインするとは一体なんなのか? デザインの基本について、お話をしていきたいと思います。
デザインの役割
まず、デザインというと、皆さんはどんなイメージを持っていますか?
- カッコいいデザイン
- 奇抜なアート
…など、考える人も多いのではないでしょうか?
それも間違いでは無いのですが、デザインとは顧客の意図を汲み取って問題解決するための
ひとつの手法なのです。
顧客の意図とズレて自分の感性だけで制作するのは、デザインというよりアートですね。
私のこれまでの経験ですが、企業や商品が売れるようにするためのデザインであり、
イメージをしっかり伝えるためのデザインだと思っています。
また、デザイナーになりたいと考える方の中には、
- やってみたいけど、デザインセンスがないから
- 何をどうしたらいいのか、わからない…
よく耳にする言葉ですが、実はデザイン制作にあまりセンスは必要なく、
デザインは、情報を整理し、わかりやすく伝わりやすいレイアウトにしていく事が、とても重要なのです。
必要な基本的知識があれば、ワクワクするデザインが作れます!
デザインの4原則
では、デザインの基本的な知識とは何か?
4つの基本原則を守るだけで、綺麗な見た目でわかりやすい、読みやすいデザインが出来ます。
デザインの4原則とは?
この4つの法則を守るだけで、上手にレイアウトができます。
近接
いくつかの要素がある場合、関連性の高いもの同士は仲間に。
グループ化にして、他のグループと余白を作り、区別させる!
整列
関連する要素を決まったルールに沿ってレイアウトを。
それぞれの要素を揃えることで、見えない線で整える!
反復
同じ要素を、決まったルールを繰り返して使う。
同じパーツのデザイン処理をすることで、情報が入りやすくなる!
対比
要素に強弱をつけ、優先度を視覚的に伝える。
重要度の高いものは大きく、低いものは小さく、メリハリを!
この4つの法則を意識するだけで、デザイン力はアップします。
デザインの引き出し
また、デザインの引き出しを多く持つことも、必要不可欠です。
私もまだまだ引き出し不足で、悩むことがたくさんあります。
私の勉強法の1つですが、
世の中に出ているデザイン、Pinterestで探したり、
お買い物した時に、店頭のポスターを見たり…
記憶に残したいので、可能であれば写真を撮ることもあります。
とにかく沢山見て、良いものは吸収しましょう!
- 特に、”このデザイン素敵!”
「よくわかんないけど、なんか好き」
「こんな感じに作ってみたい」
直感的な見つけ方で印象的だったものを、3つ集めます。 - 逆に、”うーん!イマイチかなぁ”
こちらは1つ見つけてみます。
デザインされたものには、必ずコンセプトがあります。
”このデザイン素敵!”と思った3つ。
「どうして、このフォントなのか?」
「なぜ、この色を使ったんだろう?」
完成されたカタチから分析してみる事で、新しい発見もあります。
その新しい発見を参考に、今度は自分でデザインしてみることで引き出しの幅が広がります。
”うーん!イマイチかなぁ”と思った1つ。
「もし、私なら、レイアウトはこう変更したいな!」
「もっと、こうした方が伝わりやすくなるのかな!」
それを考えるのも、新しい発見なのです。
真逆の目線で考える事で、実際のデザイン制作でとても生かされる事が多いです。
積み重ねていく事で、自分の引き出しが増えて、デザインする事がもっと楽しくなります。
ワクワクするようなデザイン制作、ぜひチャレンジしてみては、いかがでしょうか?