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はじめての構図講座~初心者が知っておきたい7つの型~

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2025.04.13
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はじめての構図講座~初心者が知っておきたい7つの型~

アングル / 構図 / カメラ / 映像制作

どうもこんにちは、エディターの崎元です!

入社してからあっという間に一年が過ぎ、新たな仲間を迎えるこの四月に、
改めて初心に立ち返り、身の引き締まる想いを感じています、、

さて、今回テーマにあげるのは、 「構図」 についてです。

学生時代、フリーランスカメラマンを目指して講習を受けていた頃、
最初に学んだのが「構図」について。
正直、構図の大事さは知ってはいたけど、詳しいことは知らなくて
どっちかというと「カメラ」や「レンズ」の方が大事だと思ってました、、

でも、勉強し実践してみてすぐに気づきます。
構図をちゃんと考えるだけで、写真や映像の“伝わり方”が全然変わる。

「なんかいい感じ」って思う写真や映像って、ほとんどの場合、ちゃんと構図が計算されてるんですよ。
つまり、“いい感じ”には理由があるってことです!

今回はそんな「構図」の基本について説明していきます!

■ そもそも構図ってなんぞや?

簡単に言うと、構図は「画面の中にどうやってモノや人を配置するか」ということです。

例えば、同じ人を撮るにしても、
・真ん中にドンと置くのか
・ちょっと端に寄せて、背景を活かすのか
・真上から撮るのか、下から見上げるのか

それだけで印象がガラッと変わります。
「視聴者の目線をどこに向けさせたいか、何を感じさせたいか。」
それをコントロールするのが構図なんです。

では、「実際にどう撮ればいいの?」って思いますよね。
ありがたいことに構図には“型”があるんです。
これを知っておくだけで、撮るときにグッと迷いが減ります。

というわけで、ここからは初心者でもすぐに使える、代表的な構図をいくつかご紹介します!

■ 初心者が知っておきたい7つの型

日の丸構図

被写体を画面のど真ん中に配置する構図
一見単調に思われがちですが、目線を自然に集中させたいときにはとても有効です。
たとえば人物紹介や商品紹介など、「これを見せたい!」という場面では、ど真ん中に置くと印象的なショットになります。ただし使いすぎは単調な表現になってしまうので注意が必要です。

二分割構図

画面を上下または左右で二等分し、それぞれに異なる要素を配置する構図。
たとえば空と地面、人物と背景など。対比やコントラストをつけたいときに有効です。

三分割構図

画面を縦横3等分し、交点やライン上に主題を置く構図
もっとも基本的で自然に見えるため、プロも初心者も広く使っています。
まずはこの構図をベースに考え、そこから崩す・遊ぶという順番で構図を考えるようにしています。

フレーム構図

窓やドア、柱などを使って、画面の中に“額縁”のようなフレームを作り、その中に被写体を収める構図
空間の奥行きや状況説明がしやすく、ドラマチックな雰囲気も出しやすいです。
自分はよく木々や花を使用して、フレームを作りだし撮影することがあります。

曲線構図

カーブや波線など、柔らかいラインを活かした構図
風景や歩道、川の流れなどに沿ってカメラを構えると、視線が自然と曲線に沿って動き、奥行きや動きが表現できます。感覚的で柔らかい印象を与えたいときにおすすめです。

放射線構図

道路や線路、建物のラインなど、線が放射状に伸びている構図
視線が一点に集まるため、被写体への集中力が強くなるのが特徴です。
導線を強調したいときや、動きのあるシーンでよく使われます。

シンメトリー(対称)構図

左右対称や上下対称になるように構図を作る方法。
整然とした印象や静けさ、緊張感を表現できます。
個人的に、建物の正面を撮るときや、厳かな雰囲気(神社など)を出したいシーンでよく使います。

■ 結局は「目的」に立ち返ること

こうやって振り返ってみると、構図の正解は1つじゃないけれど、
どんな構図も「何を伝えたいか」によって導かれるもの、なんだなと思います。

最初は感覚に頼っていた自分も、少しずつ“考える習慣”がついてきたことで、画づくりの精度が上がってきたと感じています。そして何より、「なんとなくカメラを回す」ということが減ってきたのは、自分の中でも大きな変化です。

まだまだ学ぶことはたくさんありますが、同じように構図やアングルに悩んでいる方がいたら、
「まずは主役を意識する」「視線の流れや余白を試してみる」など、ひとつずつ考えてみることをおすすめします!

それではまた次回お会いしましょう👋

この記事を書いた人
KAEDE SAKIMOTO
KAEDE SAKIMOTO
【エディター】

鹿児島出身。大学では映像とは無縁の学問について学ぶが、幼少期から興味を抱いていた映像制作の道に憧れ、その想いを実現させるため大学を1年間休学。フリーランスカメラマンとしてブライダル事業での編集と撮影業務に従事し、スキルと経験を積み重ねてきた。撮影から編集まで全過程に携わりながら、伝わりやすい映像とは何か、視聴者の心を揺さぶる映像とは何かを常に探求し続け、表現力と撮影スキルを磨きながら情熱をもって映像制作に取り組んでいる。

鹿児島出身。大学では映像とは無縁の学問について学ぶが、幼少期から興味を抱いていた映像制作の道に憧れ、その想いを実現させるため大学を1年間休学。フリーランスカメラマンとしてブライダル事業での編集と撮影業務に従事し、スキルと経験を積み重ねてきた。撮影から編集まで全過程に携わりながら、伝わりやすい映像とは何か、視聴者の心を揺さぶる映像とは何かを常に探求し続け、表現力と撮影スキルを磨きながら情熱をもって映像制作に取り組んでいる。

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