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予告編制作者がオススメする映画館

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2023.04.24
STAFF

予告編制作者がオススメする映画館

映画館 / 予告編

皆さん、こんにちは。ココロドル、チーフエディターの菱沼です。
今回は、オススメの映画館についてお話していきたいと思います。

私たちココロドルは普段、新作映画の予告編を制作しています。
そのため日頃から映画に触れる機会は多いですが、
特に私は、幼い頃に映画に取り憑かれた人間なので(笑)
毎週末の習慣と言えば、当然それは映画館へ通うことです。

どこでもすぐに映画を観られる今、わざわざ映画館へ行くのはハードルが高い?

皆さんは、映画館にどのくらいの頻度で行かれるでしょうか。
特に今は、NetflixやU-NEXTといったサブスクサービスが当たり前に存在しています。
確かに、映画のためにわざわざ服を着替えて、電車賃を払って、売店でドリンクを買って、と。
一本観るのに時間もお金もそれなりにかかり、
映画館へ行くのはなかなかにハードルが高く感じられるようになりました。

個人的な話ですが、私は最近引っ越したのを機にそこそこ良いプロジェクターを買い、
家では壁一面に映像を投影して映画を観るようになりました。(大画面4Kの素晴らしさを知った…!)

でも、映画館には絶対に敵わない要素があります。それはやはり「音」です。
スピーカーの数、そして調整されたバランス、そもそも迫力が桁違いです。
家だと近隣に気を遣って、「音」が激しいシーンになるとリモコンで音量を下げてしまう始末…

私は「音」に圧倒されるとすぐに涙腺が崩壊するので、
それを求め、映画館に通っているようなものなのです。

それでも足を運びたい、映画館がある!

前置きが長くなりましたが、
数あるお気に入りの映画館の中でも私がこよなく愛するのが、東京・池袋にある「新文芸坐」です。

この「新文芸坐」は、名作の特集上映を行う「名画座」です。
公開してしばらく経った新作も上映しているため、「二番館」とも言われます。

私は上京してまだ間もない方ですが、
これまで何度も足を運んでいます。(初の鑑賞作品は、54年版『ゴジラ』!)
さまざまな名画たちの二本立て特集上映や、オールナイト上映、
監督や俳優によるトークショーなどが次々に行われており、
わざわざ服を着替えて、電車賃を払って、売店でドリンクを買ってまでして行きたくなる、
私には欠かせない映画館です。語り尽くせない思い出がいくつもここで生まれています。

今いちばん「音」のいい映画館

オススメする理由は何といっても、独自の音響システム、
「BUNGEI-PHONIC SOUND SYSTEM(ブンゲイ・フォニック・サウンド・システム)」
(長くてカッコいい笑)
古くから常連客に愛されているという「新文芸坐」「音」が、
昨年2022年に刷新され、さらにパワーアップもしています。

最近では、マスタリング・エンジニアのオノ セイゲンさんによるトークショーで、
今いちばん「音」のいい映画館であるという話題があり、
私は客席で大きく頷きながらそれを聞いていました(笑)

忘れもしない、過去にここで観た『ヘレディタリー/継承』というホラー映画。
観たことがある人には分かる、あの強烈な「音」の演出が特に際立っており、今でもトラウマです。

ここでの「音」の体験は他の映画館とはレベルが違うと、足を運ぶ度に再確認できるのです。
一本観れば、それが分かります。とりあえず足を運んでみてください!

弊社で予告編制作を担当した、『FALL/フォール』も、最近まで上映されていました。


予定が合わず、この音響システムで、せめて予告編だけでも観に行きたかった…と後悔しています。
(次は、このような機会を絶対に逃しません…!)

あなたもぜひ、映画館でしか得られない体験を!

来たるゴールデンウィークも、
多彩なプログラムが組まれています。(『トップガン』連続上映は感動間違いなし!)
ぜひぜひ、私オススメの「新文芸坐」で、映画館の「音」の虜になってください。

一人でも多くの方が、映画館へ足を運ぶ少しのきっかけになってくれたらと願っています!

この記事を書いた人
Yusuke Hishinuma
Yusuke Hishinuma
【C.E.S チーフエディター】

幼い頃から映画に興味を持ち、高校卒業後、専門学校へ進学。映画・映像制作全般について学ぶ。映画の年間鑑賞本数は200本超。最新の映画予告編も欠かさずチェック。多種多様な映像作品から得られるノウハウは、自身の制作現場において大いに生かされている。モーショングラフィックスとテキストアニメーションを得意とし、各所から定評がある。

幼い頃から映画に興味を持ち、高校卒業後、専門学校へ進学。映画・映像制作全般について学ぶ。映画の年間鑑賞本数は200本超。最新の映画予告編も欠かさずチェック。多種多様な映像作品から得られるノウハウは、自身の制作現場において大いに生かされている。モーショングラフィックスとテキストアニメーションを得意とし、各所から定評がある。

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