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作りたい映像に合わせて、レンズフィルターを使いこなそう!

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2024.09.24
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作りたい映像に合わせて、レンズフィルターを使いこなそう!

カメラ / レンズフィルター / 映像制作

皆さん、こんにちは!
エディターの﨑元です!

今回は「レンズフィルター」についてお話しします。
一眼レフなどのカメラのレンズに取り付ける、レンズフィルター。
種類によってさまざまな効果があるため、どれを選べば良いのか悩んでしまうと思います。

以前参加した撮影で、カメラマンが見たことのないフィルターをつけており、自分の知らないフィルターはまだまだあるんじゃないか! と勉強もかねて今回まとめてみました。
とはいっても調べてみるとびっくり、細分化するとレンズフィルターの種類はかなりあることが判明したため、その中でも魅力的なフィルターをピックアップしてまとめております!

レンズフィルターの種類や効果を知り、自分に最適なレンズフィルターが選べるようになりましょう!

保護フィルター

保護フィルターとは、レンズを保護する目的で付けるフィルターのこと。
レンズフィルターの中でも「レンズを守ること」に特化しています。カメラのレンズは、少しでも傷が付いてしまうと、撮影した写真に影響が出てしまうほどデリケートなもの。
1度傷が付いてしまうと修復は難しく、高額なレンズ自体を買い替えることになってしまうかもしれません。
保護フィルターをしておくと、このような心配をすることなく写真撮影ができます。
自分自身も移動中にレンズを落としてしまった経験があります…
ですが、保護フィルターをつけていたことによって、保護フィルターはバキバキでしたが中のレンズは無傷で済んだ経験があります。
特にカメラの扱いに慣れていない、カメラ初心者の方は、1つは持っておきたいフィルターのひとつです!

NDフィルター

NDフィルターとは、レンズに入る光量を減らせるグレーのフィルターのこと。
サングラスのように、レンズから入る光量を減らせるのが特徴です。
NDフィルターは、レンズに入る光の量をコントロールできるので低速シャッターを使いたいとき、シャッタースピードを固定で撮ることが多い映像撮影の時に重宝されるフィルターです。
NDフィルターには、「ND4」や「ND1000」と数字が記載されていて、この数字が大きくなるほど色が濃くなります。

「固定式」と「可変式」のものと存在しますが、個人的には「ND2~32」の間で変更できるNDフィルターがお勧めです。というのも、固定式のものだと、いちいち変更するのが面倒であり、ND32以降になってくると画面の四隅にムラが出てくることが多くなるためです。
まずは「ND2~32」の可変式のものを購入したうえで、あとからND32以上をカバーできるNDフィルターを買うと良いと思います!

PLフィルター

PLフィルターとは、反射光を調節し、鮮やかな発色やコントラストで撮影できるフィルターのこと。
PLとは「Polarized Light」の略で、日本語で「偏光」という意味を持ちます。
PLフィルターを使用し反射光を調整することで、目で見ているような本来の色を写真でも表現することが可能です。水中や水面に映る風景や、反射してしまいがちなショーウィンドウの中まで、きれいに写し出せるようになります。
ただし、PLフィルターは、使用頻度や保管状況にもよりますが、一般的に7~8年経過すると黄色っぽく変色します。これはPLフィルターの心臓部である偏光膜に経年劣化が起こるためです。

また、PLフィルターと似た名前で、C-PLフィルターというものも存在します。PLフィルターとC-PLフィルター(サーキュラーPLフィルター)の違いは、C-PLフィルターがデジタル一眼レフカメラなどのオートフォーカス(AF)機能に対応しているのに対し、PLフィルターはAF機能のないカメラ用であることです。
C-PLフィルターは、PLフィルターに比べて構造が複雑なため価格はやや高くなりますが、カメラの機構との干渉を避けることができるため、安心して使用することができます。

ソフトフィルター

ソフトフォーカスフィルターとは、光をにじませ、被写体を柔らかく撮影できるフィルターのこと。強い光を受けている場所ほど光が大きく広がるため、よりふんわりとした雰囲気の写真に仕上げられます。
ソフトフィルターの中で最もよく聞く名前としては「ブラックミスト」です。使ったことがなくても、名前を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。ソフトフィルターの一種のブラックミストは、元々は映像用だったものを写真向けに製品化されたフィルターで、ハイライトとシャドー部のコントラストが抑えられ、やわらかい質感を表現できます。
Kenko、Nisi、Kaniなど様々なメーカーから発売されているソフトフィルターですが、サンプル写真を見ながら、好きなかかり具合のソフトフィルターを探してみることをおすすめします!

クローズアップフィルター

クローズアップフィルターとは、アップで撮影する時に使う、マクロ撮影ができるフィルターのこと。
クローズアップフィルターには、それぞれ番号が付いています。その数字が大きければ大きいほど、より被写体に近づいて撮影することが可能です。標準レンズなどはもちろん、ズームできない単焦点レンズにもクローズアップフィルターは使用できます。
クローズアップフィルターを標準ズームレンズに付けるなら、No.3〜No.5がおすすめです。

UVカットフィルター

UVカットフィルターとは、その名の通り紫外線(UV)をカットする効果のある保護フィルターのこと。
晴れの日に屋外で撮影すると、UVの影響で写真全体が青み掛かってしまうことがあります。
このような場面でUVカットフィルターを使うと、紫外線が強い日でも自然な色味で撮影することが可能です。
はじめに紹介した「保護フィルター」にプラスしてUVカットもしたいという方は、UVカットフィルターを選ぶのがおすすめです。
屋外で撮影することが多いという方は、UVカットフィルターを選ぶと安心です。

今回は、魅力的なレンズフィルターの種類と効果を紹介しました。レンズフィルターはたくさん種類がありますが、使用用途に合わせて好きなものを選んでみましょう。

レンズフィルターを使いこなせれば、より理想的な映像や写真を作ることができますよ!

この記事を書いた人
KAEDE SAKIMOTO
KAEDE SAKIMOTO
【エディター】

鹿児島出身。大学では映像とは無縁の学問について学ぶが、幼少期から興味を抱いていた映像制作の道に憧れ、その想いを実現させるため大学を1年間休学。フリーランスカメラマンとしてブライダル事業での編集と撮影業務に従事し、スキルと経験を積み重ねてきた。撮影から編集まで全過程に携わりながら、伝わりやすい映像とは何か、視聴者の心を揺さぶる映像とは何かを常に探求し続け、表現力と撮影スキルを磨きながら情熱をもって映像制作に取り組んでいる。

鹿児島出身。大学では映像とは無縁の学問について学ぶが、幼少期から興味を抱いていた映像制作の道に憧れ、その想いを実現させるため大学を1年間休学。フリーランスカメラマンとしてブライダル事業での編集と撮影業務に従事し、スキルと経験を積み重ねてきた。撮影から編集まで全過程に携わりながら、伝わりやすい映像とは何か、視聴者の心を揺さぶる映像とは何かを常に探求し続け、表現力と撮影スキルを磨きながら情熱をもって映像制作に取り組んでいる。

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