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映画における制作と製作の違い

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2020.04.23
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映画における制作と製作の違い

予告編 / 映画事情 / 雑記

「いよいよ映画がスタートする!」ってワクワクするタイミング、皆さんにはありますか?
私は映画に関わった会社のロゴムービーが続々と流れ始めるあたりから、映画鑑賞モードのスイッチが入ります。

実はあのロゴムービーの順番には、ちょっとした規則があります。

まず最初は映画の配給会社、そして順に映画の制作・製作に関わった会社です。

さて、ここから本題ですが、

この「制作」と「製作」、同じ読み方でも内容は全く異なります!

この違いを理解することが、「将来映画に関わる仕事をしたい!」と思っている方の第一歩かもしれません。

まず「制作」。

こちらは実際に現場で映画を作ること。脚本家やシナリオライター、あるいは監督が「これを作ってほしい!撮影してほしい!」と企画を持ち込む会社が「制作」会社です。

次に「製作」。

こちらはその映画を「制作」するにあたり、実際に必要なお金を提供すること。持ち込まれた企画にGOサインを出した「制作」会社が、この企画にお金を提供してくれる「製作」会社を探します。

映画の公式サイトを見てみると、ほとんどのサイトの一番下あたりに「◯◯製作委員会」と記載されていますが、こちらは「この映画にお金を提供してくれた製作会社」のことをひとまとめにした呼び方です。

大作映画と言われる映画だと約10億円、ハリウッド級の映画になるとその倍くらいの制作費が必要になるため、製作委員会には複数の製作会社が所属している場合がほとんどなのです。

これを知っておくと、映画のオープニングで流れるロゴを見て、「あっ、この制作会社あの作品も作ってた!」「この製作会社が提供してる映画、私が好きな作品結構多い!」など、より深い次元で映画を楽しめると思うので、ぜひ色々と調べてみてください!

この記事を書いた人
TANAKA Mikihiko
TANAKA Mikihiko
【Div1.Div2 ディレクター】

TV局でADの経験を積み、地上波レギュラー番組の担当に抜擢された経験の後、映像制作会社で、数々の案件を担当する。映画をこよなく愛し、年間鑑賞本数は200本を超える。予告編ディレクターとして各所から信頼を寄せられる中、演出環境で経験した知識を活かした様々な実績が話題を呼び、各所から評価され数々の案件に携わる。
テレビ、映画館、街頭ディスプレイ、駅、店舗サイネージ等の主要な広告媒体で配信される映像を多数制作。

TV局でADの経験を積み、地上波レギュラー番組の担当に抜擢された経験の後、映像制作会社で、数々の案件を担当する。映画をこよなく愛し、年間鑑賞本数は200本を超える。予告編ディレクターとして各所から信頼を寄せられる中、演出環境で経験した知識を活かした様々な実績が話題を呼び、各所から評価され数々の案件に携わる。
テレビ、映画館、街頭ディスプレイ、駅、店舗サイネージ等の主要な広告媒体で配信される映像を多数制作。

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