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Yuta Mitsumoto

映画の予告編って誰が作ってるの?

よく、予告編を作る専門会社があるということに
驚かれることがあります。

 

確かに日本の映画では、かつては映画の
“助監督”が予告編を作っていました。
まだ映画も予告編もフィルム時代の頃ですね。

 

映画監督を目指している人たちが、
まずは予告編を作らされていたのです。

 

それが、予告編を作品というより広告として
とらえる比重が高まってきた頃から、
予告編を作る専門の制作プロダクションが生まれました。

 

監督にしろ、助監督にしろ
要するに彼らは本編を作る人であって
広告を作る人ではありません。

 

助監督が作っていては広告として効果のあるものにはならない。
予告編を広告として考えたときには単に
「こういう話です」
「素晴らしい映画です」
だけではすまないわけです。

 

こうした広告的な流れを最初に始めたのは角川書店さんから生まれた
“角川映画”で、今からもう20年以上前のことです。

 

つまり当時は、映画本編自体についても
一つの作品というだけでなく、
しっかり商業ベースに乗せましょう
という流れに変わりつつあるときに、
予告編も宣伝展開の一つとしてポスターなどと
同じようにキャッチコピーを決めたり、
映像を編集して作ると言うふうに変わっていったのです。

 

そして最初は予告編は、助監督の登竜門として
扱われてきましたが、専門会社が出る前は実は
配給会社の宣伝部が作っていたのです。

 

この流れも次の記事でお話できればと思います。

 

余談ですが、
専門会社が出だした頃は、予告編もフィルムの時代だったのです。
今や動画編集はハイテクに伴い簡単に編集はできますが、
当時はテキスト一つ入れるのも相当、手間がかかっていたそうです。
どれだけ大変だったかは、これもまた、別の記事でお話できたらと思います。

 

 

この記事を書いた人

密本雄太― 演出家 ―

この記事を書いた人

密本雄太― 演出家 ―

福岡県生まれ。デザインと映像系専門学校を2校卒業した後、アメリカ、ロサンゼルスの映画予告編制作者の元で、演出面での修行を積む。ディレクターとして独立後、モーショングラフィックスやアニメーションなどの動画編集技術はもちろん、ビジュアルデザインのスキルも武器に、プロモーション映像や映画の予告編なども多数制作してきた。企画〜制作までの一貫した提案を得意とする。 一度興味をもったものには凝り性で、独学で始めたカメラでは多数のコンテストに入賞。水中専門のフォトコンテストでは、数千作品の中から金賞を受賞。海外メディアにも掲載された。精通したカメラの知識は動画制作にも大いにいかされており、撮影段階から携われるクリエイティブディレクターとして各所から仕事を任される。

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