こんにちは!ココロドルの”何でも屋”こと、プロダクションマネージャーの飯島です。
突然ですが、皆さんは1日の中で、どれだけの数の映像・動画を見ていますか?
番組やドラマ、映画を見て多忙な1日の疲れを癒したり・・・
気になるあの子のSNS動画を見るのが生きがいだったり・・・
でも、それはほんの一部。
私たちは、知らず知らずのうちに全く違う映像も見てしまっているんです。
番組の途中で流れるTVコマーシャル。映画上映前の幕間映像。
また、交通機関を利用するだけで、今や必ず目にするサイネージ動画。
そして、競歩並みの速さで人の間をすり抜ける飯島は、
久しぶりに運転をしていたところ、今更ながら気づきました。
「えっ。町の看板がほとんどデジタルではないかっ。」 (※運転中のよそ見はご注意を。)
自らが意図して見なくとも、映像という括りであるもの全てを含めると
人が1日に目にする映像は、とんでもなく莫大な数となります。
映像・動画時代を生きている私たち。
あたりまえかもしれませんが、今一度改めてそのあたりまえにフォーカスしてみようと思います。
今回は、「なぜ映像なのか?」 映像が選ばれ、増え続け、そして人々が作りたがる、その理由をお話します。
日々発達し続ける技術。時代の背景。理由は様々ですが、3つのポイントに絞ってみました。
その① 本能を刺激!
「男性は、女性のスカートやポニーテール、揺れるイヤリングに目が行きやすい。」という話を耳にしたことはないでしょうか?
揺れるものは男性の狩猟本能を刺激し、恋愛の場では効果的なんです。(なんてね。)
“揺れる=動的”なものは、追いかけたい欲/身の安全確保 という動物的本能を呼び覚ますため、
自然に、無意識に、瞬発的に目が動いてしまいます。
もうこればっかりは、どうしようもないことなんですよね。
単純な話、道を歩いていても
「静的」な写真やポスターよりも「動的」な映像の方が、人の目を惹きつけやすいのです。
その② 目と耳をダブルアタック!
映像は、静止画に比べ、なんと5000倍もの情報量を伝えられると言われています。
なぜかって?
皆さんお察しの通り、映像には視覚的要素と聴覚的要素が含まれているからです。
(無音の映像もあるため、一概には言えませんが・・・)
わざわざ長々と語らずとも、短い尺でチャチャっと事が済んでしまう。
ちょいとズボラな私は、なぜか効率的というお得感しか感じられません。
また、情報量だけではなく、人の記憶にも残りやすいとも言われています。
人間の情報収集能力で五感による知覚の割合は、
視覚が8割、聴覚が1割。 (嗅・触・味それぞれ1割以下)
映像では、約9割もの力が働いている! これでは嫌でも伝わってしまうし、覚えてしまいますよね。
ただそれって、伝えたい側からしたら、お得すぎません?
その③ 無限の力!
映像とは大きな括りであり、それを分類していくと、
媒体・用途・ターゲットなど背景が異なったり、
実写、アニメーション、3D。音効や字幕など、表現方法も多種多様。
人口の数だけ人の性格、価値観があり、生活環境がある。
どんな人でも、どんな状況でも、これらの背景・表現を自由に組み合わせることによって、
適切なものを作り出すことができます。
もちろんスチールや紙媒体も魅力が満載!
きれいな構図、洗練されたデザイン。そして紙の香り・・・
静止の中に込められている、たくさんの訴求や想いを想像するのはとてつもなく楽しいです。
がしかし、芸術だけに限らないことですが、人は誰かに何かを伝えたいがためにモノづくりをします。
「伝達」という観点から考えると、伝えることに最も適した方法は、「映像・動画」ではないのでしょうか?
時にはストレートに伝え、時には感情的に訴え。
唯一無二の作品として、無限の力を持っている。それが映像なのです。
まとめますと、映像は「効率的」「効果的」「魅力的」の三拍子が備わっている。
映像って、優秀すぎますっ。
映像を作りたいけど、専門的でよくわからない。何をすればいいの?どんな事に注意すればいいの?
そんなお悩みを解決すべく、ゆる~く飯島は語ります。
次回はいよいよ本題へ。
「【はじめての動画制作】①映像制作の始め方」 おたのしみに~♪