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元撮影部が感じた、CMと映画の違い

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2023.04.28
STAFF

元撮影部が感じた、CMと映画の違い

映像の魅力 / 映像制作

初めまして!ココロドルの広報担当ワタナベです!

早速ですが、私は以前、CMのカメラアシスタントをやってたことがあります。
ちょっとだけ映画も・・・!配信なんかもやってみたり・・・!あと一回だけバラエティー番組のロケも・・・!
なぜ「CMの」と具体的に言ったかというと、全部映像だけどその中身は全くの別物!と思っているからです。

今回はその中でもCMと映画の違いのお話しをしたいと思います!
あくまで私の撮影部時代の経験をもとに感じたことで、映像の数だけ現場があるわけで・・・映像制作に興味がある方の参考になればと思います!

共通点は“映像”

CMの現場は2日間くらいで終わるし、その2日間のために集まったメンバーなので全員の名前を知ることのないままお疲れ様でした!となることが多いです。
前準備もほぼないので、たま〜に朝、撮影が終わってそのまま別現場に行ったり・・・(オススメはしません笑)

CMは作品ではなく、広告です。CMには決まった尺があるので(30秒ver15秒verなど)絵コンテがあって画角もセリフも大体決まっています。セリフもその尺に合うようにタレントさんに調整してもらったり!
また、広告なのでクライアントさんがいます。監督のオッケーと、クライアントさんのオッケーをいただく必要があります。
商品登場カットがあったり、シズル(泡がシュワシュワ!とかチーズとろ〜りみたいなやつ)カットがあったり。
ベストをクライアントさんは求めるのでめちゃくちゃ時間がかかる事もあります。6時間オッケーが出ず、同じことを繰り返すことだってあります。
でも大金を払って広告を打つので当たり前で、クライアントさんの商品に対しての愛を感じる瞬間です。

映画は2~3ヶ月同じメンバーで撮影します。1ヶ月沖縄の離島でロケだったり、スタジオに2ヶ月通ったり、ずっと一緒にいるので他の部署の方々と仲良くなれたりします。気が合わない人がいたら大変かもですが・・・!

監督によって映画の雰囲気って全然違いますよね。この映画○○監督っぽいな〜みたいな。
それは映画は監督のもの(私はそう思ってます)で、監督のオッケーが出たらオッケーだからだと思っています。
映画の現場は経験が少なすぎるので私が行った現場の場合。になってしまいますが
台本を見ながらリハーサルをして画角を決めていくと行った流れなのでガチガチに決まった絵コンテはありません。物語の流れを見て台詞を変えたり、カット追加したり、スタッフだけでなく役者も含めみんなで作っていくものなのでチームワークが生まれます。
100分以内の短い映画があったり3時間超えの映画があったり様々。映画は作品なんですよね。

大きなスクリーンでエンドロールで自分の名前が流れた時の感動はもちろん。台本にも自分の部署と名前が載るのでもらった時はとても嬉しい気持ちになります。

簡単にCMと映画の違いについてお話ししましたが、だいぶ印象が違うと思われたのではないでしょうか?
共通点といえばどちらも映像だよねというところなんですよね。
CMは華やかでかっこいい!!と思う現場が多いし、映画はみんなで作ってる!そして名前も残る!それぞれいいところがあります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回は現場での思い出など、お話しできたらと思っております🍿






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