映像制作をしたことある方なら効果音・SE(Sound Effectsの略)がどんな効果を得られるのかはお分かりだと思います。
ちなみに効果音はどこで入手していますか?
「効果音は無料サイトとかを使ってますよ?」
そうですね!現在は無料で効果音を配布しているサイトも多いので、効果音に困ったことはないと思います。
なので1から自分で効果音を作るなんて発想の方はきっと多くないでしょう。
ではみなさん…
効果音(SE)ってどういう風に作られてるのか考えたことはありませんか?
自然音や生活音などは録音して作られてるということは想像つくと思います。
では現実世界で聞かない音はどうしてるのでしょうか?
ファンタジーのような魔法を使う効果音や、カーチェイスなどの激しい車の走行音、
さすがに法を冒すような無茶はできません(笑
効果音の作成方法
このような効果音は一体どうやって作られているのか、私が知っている3つの方法をご紹介したいと思います。
- マイクで収録
- 音楽制作ソフト(DTM)での作成
- 効果音特化型ソフト(サウンドデザインツール)での作成
マイクで収録
これは皆さんもご存じだと思います。
実際にマイクで生の音を収録する方法です。
収録した音をノイズ除去やイコライザーで不必要な周波数をカットし、使用する流れになります。
最近ではゲームでも、リアル感を追及してることもあり、銃撃や爆発音なども生の音声収録を行ってる作品も多くあるそうです。
音楽制作ソフト(DAW)で作成
DTM・DAWと言われてすぐに分かる人はきっとそんなに多くはないと思います。
DTMは【DeskTop Music】の略
PCで音楽制作を行うことを言います。
DAWは【Digital Audio Workstation】の略
PCで制作する音楽制作ソフトのことを言います。
PCで音楽制作ソフトを使用してBGM・SEなどの制作を行うことができます。
DAWには既存で収録されている無数の音を組み合わせて音を作っていき、ファンタジーなどの私生活では聴くことができない音を制作することが可能です。
余談ですが、パチンコ・スロットなどの脳汁が止まらない演出の効果音もDAWで制作されています(笑
音楽制作ソフトはCubaseやLogic pro X、Protools、Ableton Liveなど様々な音楽制作ソフトがあり、中には無料で使用できるものもあるので、ご興味がある方は一度触ってみるのもいいかもしれません。
効果音特化型ソフト(サウンドデザインツール)を使用して作成
ゲーム・映像制作のための効果音作成ツール「GameSynth 2023.1」
http://tsugi-studio.com/web/jp/index.html
効果音作成専用ツールというものがあります。
このソフトもPCで作業を行っていくものになりますが、音に特化してるだけあって、とても直感的に操作ができ、よりリアルな効果音を作成することができます。
ただ、1つ懸念点があるとしたら、1つの効果音に特化し、音のクオリティーが高いため、様々な効果音を使用するとなると少しコストがかかってしまうことが問題点かもしれません。。。
音に対してどれだけ追及したいか、とても悩ましいところです。
まとめ
今回は効果音(SE)について少し深堀りしてみました。
ご紹介したもの以外にもSEを作る手法がたくさん存在するようです。
効果音1つで映像の印象はグッと変わります。
最近ではドラムやパーカッション・日用品などを使用して効果音を再現してる人もいます。それが上手くハマってて凄い!!
効果音もとても興味深いコンテンツですね!自分で作れるようになりたいと思うのは私だけでしょうか?(笑