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【はじめての映像制作】①作りたい映像を考えてみよう〜映像制作における5W4H〜

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2023.05.13
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【はじめての映像制作】①作りたい映像を考えてみよう〜映像制作における5W4H〜

映像制作初心者 / 映像制作における / 5W4H / はじめての映像制作 / 映像制作

こんちは!5月病とは無縁の飯島です。
さぁ~前回に引き続き、【はじめての映像制作】シリーズ。いよいよ本題に迫っていきますよ!

映像を作りたいけど、進め方がわからない。
専門的でよ~わからん。

と思った、そこのあなた。そう焦りなさんな。

皆さんは、人生で一度は「5W1H」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
どんな場面でも使える〇W〇H。最近では、〇に当てはまる数が様々ですよね。

そこで、皆さんが最初から迷子にならないよう、
「映像制作における〇W〇H」と称して、制作の第一段階で押さえておくべきポイントについて、
まとめてみました!


映像はカスタム性が強く、「いくら」や「この映像にはこの方法」といったことを
一概には言いづらいものです。 カスタム性が強い=自由って感じがしますが、
逆を言えば、様々な条件や制限があるからこそ、カスタマイズしないといけないというわけです。
まず何を作りたいのか、どのような条件があるのか洗い出しておくことが大切です。

整理するためのポイント「映像における〇W〇H」ですが、ずばり….

5W4H


※なんか普通より多めじゃない?と思うかもしれませんが、映像制作では必須重要ポイントになるので、悪しからず。

これさえ抑えておけば、楽なスタートをきれるでしょう!

① Why(なぜ): 背景と目的
 「人はなぜ生きるのか」的な感じで、映像を作りたいと思う理由があるはず。
 作りたいと思ったのその理由を深掘り、その映像を通して何を得たいのかと想像する。
 何事にも言えることですが、根本的な軸を確立させることで、
全ての結果がうまくいきやすくなるのです。 なんつって。

② What(なに): 訴求内容/制作物
  ①Whyを踏まえ、視聴者に何を伝えたいのか?何を訴えるべきなのか。
  まずは箇条書きでいいので、まとめてみましょう。
  そうすると、その訴求を表すにはどのようなジャンルの動画が適しているか、見えてくるはずっ!
  例えば、商品を売るためには広告動画、
会社のイメージを周知させるためにはブランディングムービー。etc…

③ Whom(誰に): ターゲット
  映像を誰に見せたいのか。誰に伝えたいのか。もちろん見る人全て!といえる場合もありますが、
  視聴者をはっきりと定めておくことで、より成果が得られる映像を作ることができます。
  「おか〇さんといっしょ」を見る子供に、大人向けの「プロジェクト〇」を見せても
  意味がないですよね? そういうことなんです。

④ Where(どこで): 使用場所/媒体
  通常「媒体」はhowですが、映像制作では「Where(どこで)」に区分した方がわかりやすいです!
  媒体はテレビなのかWebなのか。流れる場所は、関東か関西か。もしくは海外?
  使用場所や媒体は多種多様ですが、1本の動画をどこでも流せるというわけではありません。
  テレビにはテレビ、WebにはWeb、それぞれの街頭ディスプレイごと形式や仕様は異なるため、
  作った動画をどこでもそのまま流すことはできないのです。
  せっかく作ったのに、流せない。なんてこと、あってはまずいですよね?!
  しっかりと制作開始前に使用場所や媒体を明確にしましょう!

⑤ When(いつ): 納期
  このイベントで使いたい!広告を流すから、絶対にこの日までには。
  映像制作には様々な工程が含まれます。
効率的で安全なスケジュールを組むことが必要とされるため、
納期・目標日を決めておきましょう!

⑥ How: 表現方法
  実写、イラストアニメーション、3D、素材を活かした動画。時には全てを盛り込んでみたり。
  前回のコラムでもお伝えした通り、表現方法は多種多様です。
  どのような映像を作りたいか、ピンとくる参考動画なんかを探してみるのもいいかもですね!

⑦ How long : 尺
  映像業界では、長さ・秒数のことを「尺」という言葉がよく使われます。
  特に広告動画はこの尺にとても厳しいのです。
使用場所や媒体により、尺制限がある場合があるので、しっかりと確認しましょう。
  また制限がなくても、用途により適切な尺などもあるので、
プロの方に相談してみるのもオススメです!

⑧ How many: 納品本数
  1本メイン。もしくは長尺版短尺版を作るのか。また長尺を小分けにしてシリーズ化させるのか。
  もちろん1本目完成後にカットダウンを作ってください。というのは可能ですが、
  短尺を長尺にすることは容易なことではありません。
  場合によっては、制作工程や費用、に大きく影響を及ぼすことになるので、
  予め本数は想定しておきましょう!

⑨ How much: 予算
  見積を頼んだら、想像をはるかに超える金額でビックリ・・・なんてことありますよね。
  映像は、クオリティや工数。用途や媒体、制作会社によって費用感が様々です。
  予めいくらほど費用をかけられるのかサラリとでもお伝えしておくと、
  制作会社さんもいろいろなパターンでご提案してくれますよ!


いかがでしたでしょうか?
日頃から「主語もないし、5W1Hがなってない!」と、
しょっちゅうお叱りを受けている飯島が語らせていただくのは、なんですが・・・笑

「映像制作における5W4H」
これは、自身で制作するにしても、外注するにしても、重要なポイントとなります。

まずは手を動かす前に、今一度、どのような映像を作りたいかを整理することで、
スムーズかつ目的を果たせる映像を作ることができ、
初心者の方でもプロの人たちとうまくコンタクトがとれる!
というわけです。
ぜひご活用くださいませっ♪

次回は、何を語ろうっかなぁ~まだ決まっていないのですが、いろんな意味でお楽しみに!

この記事を書いた人
Chizuru Iijima
Chizuru Iijima
【プロダクションマネージャー】

高校卒業後、国単位でエンタメ産業に力を注ぐ韓国に渡り、世界最大規模の某女子大にて、放送・映像学を学ぶ。6年半の留学生活を終え、帰国後は外資系航空会社に勤めるが、映像制作に対する夢を諦めきれずココロドルの一員となった。
学生時代に得た専門知識。数多くの国々で観たものや経験から培われた思考・感覚。世界の人々と接することで身についたコミュニケーション力。この3つを軸とし、グローバル且つ多様な観点で制作、そしてココロドルの制作窓口を務める。
趣味は、カメラを持ってひとり旅。

高校卒業後、国単位でエンタメ産業に力を注ぐ韓国に渡り、世界最大規模の某女子大にて、放送・映像学を学ぶ。6年半の留学生活を終え、帰国後は外資系航空会社に勤めるが、映像制作に対する夢を諦めきれずココロドルの一員となった。
学生時代に得た専門知識。数多くの国々で観たものや経験から培われた思考・感覚。世界の人々と接することで身についたコミュニケーション力。この3つを軸とし、グローバル且つ多様な観点で制作、そしてココロドルの制作窓口を務める。
趣味は、カメラを持ってひとり旅。

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